看護にまつわる誤解とトラブル

看護にまつわる誤解とトラブル

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 昨年、腰椎の椎間板ヘルニアになり、強烈な腰痛と腰痛からくる坐骨神経痛に半年近く悩まされた。ほんの少し、不意に触れられただけでも激痛が走る。
 さらには、だれかが急に大きな声を出すと、その音に反応して体がびくっとなる。この動きさえも強烈な痛みに変わるのだ。看護にまつわるトラブルと言えば大げさすぎるかもしれないが、相手は優しく声をかけたり、触たりしてくれているつもりでも、こちらはのたうち回るほど痛いのだ。介護福祉士の資格試験に合格した親戚も同様のことを述べていた。
 ふと思い出したことがある。祖母が入院していた時のことだ。末期の肝臓がんに侵されていた祖母は、痛みも半端ではなかったのだろう。
 家族のみんなは心配していたわっているつもりだったのだが、触り方が乱暴だとか、大きな声を出さないでとか、優しく触っているつもりが、「たたかれた」と言いだしたりしていた。当時はみなで、「病人のわがままだろうね。」なんて話していたのだが、実際本当にたたかれたぐらい痛かったんだろうなと思う。
 これも看護まつわる誤解からくる小さなトラブルのひとつだろう。触っただけでも痛い、人の声に反応する自分の体の筋肉の動きを支えるだけでも前進が痛い。これは、経験した人にしかわからない痛みだと思う。
 当時祖母が、「看護婦さんが触ってくれるのは痛くない。」と言っていたことも思い出した。おそらく、たくさんの人の看護をし、いろいろなトラブルも経験し、人の痛みを熟知している看護婦さんにだけは、祖母の痛みが理解できていたのだろう。

医療関係や介護での看護トラブル

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たまにニュースで、病院や介護で看護トラブルがあると、聞きます。看護師が入院患者を虐待するとか。看護師というと、白衣の天使のイメージがありますが、やはり激務だからでしょうか。痴呆などの患者さんだと、発見が遅れるのかそういう病気の患者さんに、多いようです。特に高齢だと、虐待を受けているという感触が、ないのでしょうか。怖いことです。わざと、患者さんに違う点滴をしたり。入院家族がしっかりしてないと、ついつい見過ごしそうなことです。


しかし、看護師だけが悪い、という看護トラブルばかりでは、ないようです。患者のほうも、看護師にちょっかいを出したりするそうです。体温を測るときに、てを握ってきたり。職場で言う、セクハラまがいのことをしたりするそうです。気に入らない看護師だと、罵声を浴びさせたり。気に入らない先生でも、罵声を浴びさせたり。暴力を振るったり。看護の世界では、看護される側も暴力を振るったりと、ひどいことをするそうです。


介護の世界でも、虐待やセクハラもあるようです。やはり激務の世界なので、ストレスがたまるから、弱い立場の人に攻撃したりするのでしょうか。本当に怖いです。看護トラブルのない、病院でも介護施設でもないようにして欲しいものです。看護する側もされる側も、お互いをお互いに、ストレスのはけ口にするのは、やめたいものですね。医療現場や介護現場にも、こういうことは改善して欲しいと思っています。